紅一点×SnowMan⑦ (ページ38)

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side ABE ページ38

今日は深夜テレビのバラエティ番組の収録に来ている。

なかなか身体を張るやつだけど、
そもそもAは大丈夫かなぁ。

「緊張してる？」

A『うん。ドラマの番宣で単独でバラエティに出ることはあるけど、ほとんど他の出演者の方に助けられてたから。しかもお笑い芸人の方とはほとんど絡みないからね。緊張する。』

バラエティ自体は好きだけど、
慣れないよねってAが笑っている。

俺達もこうやってみんなで
バラエティに出ることはなかったから緊張する。

西野『さあ、始まりました！7G！』

西野さんの挨拶で収録が始まる。

オープニングアクトとしてアクロバットをする。

Aもソロで、
バック宙とコークスクリューを決めている。

この子はずっと軽やかにアクロバットができてるなー。
すごいな。

西『にしてもね。Aちゃんは知っていたわけですけども。まさかSnowManのメンバーやとは思ってなかったです。芸人チーム知ってました？』

後藤『僕はAちゃんのファンなので知ってました。』

新山『僕は女の子がいること自体知らなかったですわ。』

A『今日はよろしくお願いします。』

そう言っておじぎをするA。

西『おい。芸人チームガチ照れすんなや。まあ、1人いるだけでも華があるなぁ。やけど、ほんまに身体張るん？あ。ここのカンペに滝沢くんの許可もろてますって書いてるわ。てことはいけんな。』

向『やったとしてもSnowManは全力で守るんで。』

そう言って康二がAの前に立つ。
そんな感じでオープニングを撮影し、移動する。

向『ほんまに嫌やったら言ってや。俺代わりにやるし。』

渡『そうそう。康二がやってくれるよ。』

向『え？しょっぴーはやらへんの？漢気ないわぁ。』

渡『は？そんなことないし。俺もやるし。』

Aの両脇をしっかりキープして、
2人で話をしている。

多分、芸人さんが来るから、
話しかけられないようにしてるんだろうな。

クスッと笑っていたら、舘さんと目が合う。
多分同じ事考えてると思われる。