紅一点×SnowMan⑦ (ページ24)

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向『てかさ、最近驚いたことないん？俺な、東京に来てあれ驚いてんけど。』

康二が突然話を始める。
中身は大したことではなかったけど。

「Aは何かないの？」

A『うーん。あっ！これ、編集でカットして欲しいんですけど、隣の部屋に永瀬が住んでる。』

阿『え？長瀬くん？』

A『違うよ。TOKIOの長瀬くんじゃなくて、キンプリの永瀬。大先輩を呼び捨てになんかしません。』

えっ！まじか！廉が！
やっぱキンプリって売れてるんだなー。

向『あれ？Aのマンションってめっちゃ高級なとこやんな？やっぱキンプリって売れてるんやな。』

A『売れてるのは間違いないけど、なんていうか、私と同じだよ。ファンに自宅特定されたから、事務所が部屋を貸してくれたらしい。』

なるほどね。確か住んでるマンションのセキュリティが
凄いんだよね。だからか。

「そういえばAの家行ったことないなー。」

宮『確かに。あんまり人を入れないよね。』

A『そうだねー。別に嫌とかではないよ？だけど、タイミングがね。』

向『俺行ったで。ご飯ご馳走になったんよ。風磨が帰ってきて鉢合わせしたんは焦ったんや、、、。』

康二がそこまで言って、ハッとした顔をする。
確かに、今このタイミングでこの話はタブーだろ。

向『ごめん。』

A『気にしなくていいよ。事実なんだからさ。別に話してもらっても。』

Aを見ると涼しい顔をしている。
もう吹っ切れたのかな？

A『康ちゃんもまた食べにおいで。』

「え。俺も食べたい！」

阿『俺も！』

宮『姫、いいよね？』

A『もちろん。みんなおいで。』