紅一点×SnowMan⑦ (ページ1)

今日:393 hit、昨日:258 hit、合計:87,838 hit

side MIYADATE ページ1

「まさか姫が風磨の名前出すと思わなかったよ。」

深『確かに。』

A『私もね、出したくはなかったんだよ？だけど、この企画やるって決まってから、風磨にめっちゃ言われたの。仲良い事務所の人って質問あったら俺の名前出せって。』

そう言って苦笑いする姫は相当言われたのだろう。

「あれ？もう付き合ってどのくらい経つんだっけ？」

A『3年経ったよ。』

ラ『え？そんなに経つんですか？すごいなぁ。』

最年少のラウールは恋バナなんかが
好きなお年頃みたいだ。キラキラした顔で聞いている。

A『そんなことないよ。ラウちゃんはいないの？彼女。』

ラ『いたことないんですよ。なんか遅れてますよね、いろいろ。』

A『え？そんなことないよ。私も初めての彼氏は高校生の頃だから。』

向『え？そうなん？初めて聞いたわ。』

A『うん。しかもその人と風磨以外は付き合ったことないよ。』

目『え？そうなんだ。意外。』

姫の恋バナに新メンバーがわらわらと寄ってくる。

「そういえば姫の元カレ誰か知らないなぁ。」

俺がそうつぶやくと一斉にみんなが反応する。

佐『確かに！めっちゃ濁してたよなぁ？』

阿『知りたい知りたい。』

向『教えてーな。』

口々にみんながそう言う中、
幼馴染がまさかの発言をしてきた。

渡『俺知ってる。』

深『はぁ？まじ？なんで？』

渡『たまたま知った。』

そう言ってドヤ顔して、
みんなにマウントを取っている翔太。

目『早く教えて。』

A『はぁ。まあいっか。ヒントはうちの事務所。』

ラ『大雑把すぎますって。』

阿『それは予測できてたよね。』

A『うーん。あ！康二が結構親交あるよ。』

向『てことは関西の人やん。えー、Aと付き合ってる話なんて聞かんかったけどなぁ。』

うーん。誰だろ。関西なのは
前に聞いたような気がしていたけども。