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プレゼントの意味�� ページ12
ガチャっと鍵の開く音がして、玄関に向かうとニコニコしてケーキの箱を掲げる、Aと目が合った。
正直イラっとして、有ること無いこと、散々怒鳴り散らした。
亮平「それは誤解だって！ねぇ、蓮っ！聞いてよっ！」
Aは俺に沢山謝った。
だけど、彼がいくら否定して謝っても、ごちゃごちゃの俺の頭はそれを受け入れる気にならなかった。
蓮「もういい！お前、さっさと出てけよっ！あの女の家にでも行けば良いだろ‼」
俺の口は言わなくていい言葉をポロポロと口から零していく。
そのたびに、Aの顔が曇っていく。
そんな顔、して欲しい訳じゃないのに…
蓮「辛いから…もう、出て行って‼」
亮平「分かったよ。俺、佐久間の家に行ってるからね？本当に、ごめんね…」
そう言って、しょんぼり背を向けて出ていくAを見ていた。
続く
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